体のこり、歪み、痛みの要因~その4~
- 作者: エレーヌピネ,高階秀爾,H´el`ene Pinet,遠藤ゆかり
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 2005/10
- メディア: 単行本
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これはすべて個人の感想で、エビデンスが担保されているものでもありません。
また、万一、私の表現であなた様に、混乱、不安、不快感を抱かせてしまったのであれば、それはまったくの本意ではないことをご理解して頂けましたら誠に幸いに思います。
③全身ケアーこそが、適切にして時短ケアー・・・?!
拠って、それらをある程度解放させるためには、
筋動作時、相補性の関係にある「アゴニスト筋群」だけではなく(見かけの現象の罠に嵌り、得てして人はそうしてしまう傾向にあるが・・・)、
「アンタゴニスト筋群」にも、何らかのケアーをするのが、適切であると言い得ます。
例えば、後屈時(=股関節伸展)の腰脊部痛は、何らかがトリガー因子となり、「アンタゴニスト筋群」であるところの腸腰筋などが異常(=通常ではない)収縮しているとも考えられるし、
「アゴニスト筋群」であるところの大殿筋やハムストリングス筋群などの滑走がスムーズに行かないからだとも考えられるし、
それらの複合も考えられるし、ひょっとしたら、実は「恋の病」だったりするのかも知れません・・・(・_・;)
(3で詳しく記述)
さて、上半身と下半身、右半身と下半身なども「アゴニスト筋群」と「アンタゴニスト筋群」の関係であるところの相補性の関係にあると言えます。
故に、冒頭に記したように、ロダンの彫刻を注意深く見たなら、私のような施術者でなくても、
1で記したところのむちの如き、上下左右捻り逆対称の動作の機序が、何となくわかるのかも知れません。
即ち、筋動作時は、相補性の関係にある「アゴニスト筋群」と「アンタゴニスト筋群」が、相互に何らかの影響を及ぼし合うので、
腰脊部だけではなく、何らかの全身的なケアーをするのが、適切であると言えます。
つまり、「ピンポント・ケアー」よりも「急がば回れ」ちっくな、
全身ケアーこそが、結果的に、適切にして時短ケアーとなり得るとも言えます。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
骨盤矯正、肩こり、腰痛がすっきりら~くらく♪
らくだカイロプラクティック
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