体のこり、歪み、痛みの要因~その13~
シロクマのことだけは考えるな! 人生が急にオモシロくなる心理術
- 作者: 植木理恵
- 出版社/メーカー: マガジンハウス
- 発売日: 2008/08/21
- メディア: 単行本
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これはすべて個人の感想で、エビデンスが担保されているものでもありません。
また、万一、私の表現であなた様に、混乱、不安、不快感を抱かせてしまったのであれば、それはまったくの本意ではないことをご理解して頂けましたら誠に幸いに思います。
11、皮肉過程理論
さて、米の心理学者であり、ハーバード大教授でもあったダニエル・ウェグナー博士が概念づけた、「皮肉過程論(しろくま効果)」なるものがあり、
人というのは、脳内で「監視プロセス」を強化することで、真逆因子の進入を防ごうとします。
つまり、強くそう思うほど、「思考プロセス」は真逆因子の進入を防ごうとするため、ある時期までは、分離するであろうといい得るのですが、
それは、脳内において消滅させているわけではなく、単に「監視プロセス」が、「空気清浄機」や「浄水器」の「フィルター」の如く分離させているに過ぎず、
分離領域が飽和状態となり限界点に達すると、何らかのトリガー(誘発)因子がきっかけとなり、皮肉にも、脳内の思考が真逆因子でいっぱいになる。
つまり、それを考えないようにしようとするほど、しまいは、皮肉にも、結果的に、それを考えてしまう。それも、利子つきで・・・。
その「皮肉過程論(白熊効果)」には、ある意味、
かの、エミール・クーエがいう「努力逆転の法則」、つまり、『「想像」と「力への意思」が逆にあり対立する場合、勝利してしまうのは想像の方である』
というのを含んでいると言えるのかも知れません。
例えば、ダイエットの失敗や、それによるリバウンド現象をイメージすると、より、それは、具現化されるのかも知れません。
つまり、(無理・出来ないなど)「ネガティブな想像」>(出来る・成し遂げる)「力への意思」のときほど、「ネガティブな想像」通りに未来が実現する傾向にあり、
(無理・出来ないなど)「ネガティブな想像」<(出来る・成し遂げる)「力への意思」のときほど、「力への意思」通りに未来が実現する傾向にあると言えます。
だからといって、「ネガティブな想像」を失くせばいいというものでもなく、それがないと、それは、それで、「リスク・マネージメント」をし得ない傾向にもあるので、
あくまでも、(出来る・成し遂げる)「力への意思」を最優先にさせるという意味であります・・・。
最後までお読みいただきましてありがとうございました。
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らくだカイロプラクティック
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