らくだカイロのブログ

札幌の整体・カイロ店

体のこり、歪み、痛みの要因~その6~

 

 

これはすべて個人の感想で、エビデンスが担保されているものでもありません。

また、万一、私の表現であなた様に、混乱、不安、不快感を抱かせてしまったのであれば、それはまったくの本意ではないことをご理解して頂けましたら誠に幸いに思います。

 

②恋は慢性疼痛緩和のための鎮痛剤

 

http://www.plosone.org/article/info%253Adoi%252F10.1371%252Fjournal.pone.0013309

 

 

米国スタンフォード大学ニューヨーク州立大学の実験によると、恋人達がまだ情熱的な関係であるところの初期段階は、

 

報酬系が活発になることで陶酔感(恋の魔法ちっくな)が強くなるため、温痛覚の閾値が上がり、痛みを緩和(鎮痛)させることが期待できる。

 

(1)参加者

 

ロマンチックな関係になって9ヶ月以内で、かつ、passionate love scalePLS)スコアが情熱的であると認められるところの19歳~21歳までの、男7人女8人。

 

PLSとは

 

passionate love scale、つまり、「恋の情熱度チェッカー」とでも訳せばいいのかも知れません。

 

何気にエビデンスもあるようです。

 

そのPLSスコアを計るサイトがあったので、言語は英語ですが、

 

以下にURLを貼り付けときます。ご興味あれば、話のねたに、自身の恋の情熱度を計測してみるのも、それは、それで、「いとをかし」なのかも知れません。

 

http://www.elainehatfield.com/Passionate%20Love%20Scale.pdf#search=%27Passionate+Love+Scale%27

 

 

http://www.prenhall.com/divisions/hss/app/social/chap10_1.html

 

 

ちなみに、私のスコアは57で、5段階評価の下から2番目で、恋の情熱度はクール級だった・・・∑( ̄□ ̄;)

 

(2)方法

 

IC制御の熱発生器による刺激を受けながら、各設定条件をランダム選択で54回行い、疼痛レベルの変化を自己申告し、かつ、刺激中はfMRIで脳変化をスキャン。

 

(3)設定条件Ⅰ

 

○刺激の種類

 

1)温度刺激なし

2)温度刺激中

3)温度刺激高

 

○設定条件Ⅱ

 

刺激中

 

1)パートナーと同姓の知人画像を見せる

2)言語連想タスク(=word association→連想ゲームのようなもの→16で後述)

3)ロマンチックな関係のパートナー画像を見せる

 

(4)結果

 

1)知人画像ほとんど変化なし

2)言語連想タスク、温度刺激中→36%疼痛減少、温度刺激大→12.9%疼痛減少

3)パートナー画像、温度刺激中→44.7%疼痛減少、温度刺激大→12.1%疼痛減少

 

(5)fMRIスキャン結果

 

尾状核(学習と記憶に関与)

側坐核(報酬、快感、嗜癖、恐怖に関与)

③横眼窩前頭皮質(情動、報酬に関与)

 

扁桃体(情動反応の処理と記憶に関与)

⑤背外側前頭前皮質(脳活動の最高司令部)

などの報酬に関与する領域が活性化される。

 

(6)総評

 

(サンプル数が少ないという前提ではありますが・・・)、

 

パートナー画像による疼痛低減と言語連想タスクによる疼痛低減とは、プロセスが異なっており、

 

パートナー画像は、オピオイド(脳内麻薬様物質)のように作用し、脊髄レベルで疼痛をブロックさせることもある。

 

ちなみに、これに関連するスタンフォード大学医学部の別記事によると、

 

http://med.stanford.edu/ism/2010/october/love.html

 

 

オピオイドや薬物(嗜癖性の高い薬物含む)が側坐核に作用しドーパミン(快感情)を放出させるように、

 

恋も側坐核を刺激するらしく、慢性疼痛緩和のためには、薬のみに頼るだけではなく、情熱的な恋も選択肢となるとのこと。

 

○私個人の感想

 

上にあるように、言語連想タスク(連想ゲームのようなもの)で、疼痛がある程度緩和されるということは、

 

ある意味、病気を自己暗示で憎悪・寛解させたりすることもあると言えるのかも知れません。

 

いずれにせよ、相補性たる心身と人間関係の相関において、心の痛みというものは、やがて、体の痛みへと変化すると言えるし、その逆もまた然りであり、

 

つまり、人が恋をする理由のひとつに、「心身の痛みの癒し」というものがあると言えるのかも知れません。

 

つまり、恋は「心身の傷」を癒すと言え、相互リンクにして相補性たる心身と人間関係の相関の中において、それは、恋の赴くままに巡り合うのかも知れません・・・。

 

③①で記した意図

 

さて、①において、「あえて(=意図がある→③で後述)、恋における人間関係を表し、

 

かつ、心身相関を示したると言い得るところの、「実に興味深い」と感じられた論文・・・」と記しました。

 

その意図は、この段階まで、ご覧頂いている皆様には、説明しなくとも、既に、おわかりいただいているのかも知れません。

 

つまり、①②で記した通り、恋は、心身を相関させたところの人間関係を如実に語ると言えるので、

 

相互リンクにして相補性たる心身と人間関係の相関というものをお分かり頂くべく、その動機付けとして、

 

あえて、恋における人間関係を、その「説明モデル」としました。

 

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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