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体のこり、歪み、痛みの要因~その15~

自信と劣等感の心理学 ~何があなたの中の自信を引き出すのか~ (だいわ文庫)

自信と劣等感の心理学 ~何があなたの中の自信を引き出すのか~ (だいわ文庫)

 

 

これはすべて個人の感想で、エビデンスが担保されているものでもありません。

また、万一、私の表現であなた様に、混乱、不安、不快感を抱かせてしまったのであれば、それはまったくの本意ではないことをご理解して頂けましたら誠に幸いに思います。

 

13、劣等感

 

人は、何かしらの劣等感(コンプックス)を抱いていて、その劣等感克服動機が、防衛(適応)機制として働き、

 

人に緊張や不安を感じさせ、努力や成長、自棄や嫉妬などといった行動動機を刺激すると言えます。

 

そして、劣等感と自尊心は強い相関関係にあると言えます。

 

ある意味、文化・芸術・科学というのは、クリエイターやイノベイターが所持するところの劣等感を感性により置換・昇華させたものであるとも言えます。

 

つまり、劣等感と自尊心は、「陰陽論」の如く、「矛と盾」、「表と裏」、「アゴニスト」と「アンタゴニスト」の如き、相補性の関係にあると言い得ます。

 

即ち、劣等感はgut(グート=善)にしてböse(ベーゼ=悪)でもあるので、ある意味、「諸刃の剣」であるとも言えます。

 

さて、かつて、かの、財津和夫は、「愛を知ったために涙が運ばれて・・・」と唄いましたが、

 

そんな感じで、何かを知るほど、それに相関され、何かが刺激され、結果的に、何かが起きるといい得ます。

 

言い換えれば、その何かを知らなかったら、それに相関された何かも起きることはないのかも知れませんが、愛を知ることも、また、ないのかも知れません。

 

即ち、知ることも、gut(グート=善)にしてböse(ベーゼ=悪)であり、ある意味、やはり、「諸刃の剣」であるともいい得ます。

 

つまり、(他者に煽られたりして)何かを知ると劣等感が刺激され、副次反応で不安・緊張を感じて、それらを何とか克服・解消しようとするのかも知れません。

 

その自力克服が困難だと認識した場合、コンプレックス産業を利用したり、家庭、学校、職場においてパートナーを見つけ、

 

何らかの方法で劣等感の克服を要求したりするのかも知れません。

 

煩悩的情動が強い場合の反応としては、

 

(1)他虐傾向が強い場合→

 

劣位性を持つ人を見て自己を慰める、優位性を持つ人を貶める、より、強度な反応としては、劣位性を持つように他者を陥れるなどで自己・他者価値下げ

 

(2)自虐傾向が強い場合→

 

自罰・自傷行為、依存症、妄想的白日夢などで自己・他者理想化

 

(3)両型を混在させる

 

などが考えられるといい得ます。

 

そのとき、相互リンクにして相補性たる心身と人間関係を相関させながら、

 

心身では報酬系を関与させつつ、様々な神経伝達物質や脳内麻薬様物質が放出され、自律神経もうごめき、(平滑筋、横紋筋含む)筋も相関反応をして、

 

それらがパラメーターとなり何らかの「クオリア(感覚質)」を作るといい得ます。

 

結果、6に記した通り、ある人は、それを「痛い」、ある人は「だるい」、ある人は「こる」、ある人は「重痛い」、ある人は「ずきずき痛い」、

 

また、ある人は「あまり感じない」、また、ある人は「心地よい」、

 

また、ある人は、「悔しい」「憎い」、或いは「恋しい」、「愛しい」などと感じて訴えるかも知れません。

 

つまり、知ることは、gut(グート=善)にしてböse(ベーゼ=悪)でもあるので、

 

それを踏まえた上で、知ろうとすることはエピステーメー(真知)であるが、一方的にグートやベーゼのみを求めるなら、

 

それは、ドクサ(虚知)となり、新たなる苦悩が無限に創造されると言えるのかも知れません・・・。

 

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

 

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